「葛城修験」踏破レポート① ~香芝市・王寺町・柏原市:第28番経塚~
皆さんこんにちは!
本ブログでは今後、協議会事務局員が葛城修験を歩いたレポートを随時アップしていく予定ですので、ぜひこれから葛城修験を訪問しようと検討している皆様は参考に御覧いただければと思います!
さて、記念すべき第1回目は、第28番経塚(※)の訪問レポートです!
※経塚=28品(章)ある法華経の経典をそれぞれ1品ずつ埋納した場所。葛城修験の中心となる聖地。
歩いたルートの地図は下記よりご確認ください!
https://katsuragisyugen-nihonisan.com/pamphlet/rootmap19.pdf
【到達ポイントとおおよその到着時間】
関屋駅:10時 → 観音寺・三輪神社:10時10分~40分 →
明神山登山道入口:10時45分 → 関屋地蔵:11時5分 →
明神山山頂(第28経塚①):12時~12時45分(昼食休憩) →
大正橋:13時20分 → 龍王社・亀の尾宿(第28経塚②):13時45分~14時 →
河内堅上駅:14時20分
※今回のルートの歩行距離は10km程度で、比較的歩きやすい道ばかりですので、葛城修験を体験してみたい方にとっては非常にお勧めのコースです!
※ただし、登山にはなるのでトレッキングシューズなど、長距離歩行に適した靴が必須です!
※トイレは、駅及び明神山山頂にあります
【巡拝レポート】
訪問日:2022年1月5日 天気:曇り 気温:5℃前後
歩行距離:約10km 所要時間:約4時間20分(休憩・参拝時間含む)
今回の出発地は近鉄大阪線の関屋駅です
旅のスタートは関屋駅。
関屋駅からスタートして、西の方向へ歩道のない車道を10分ほど歩くと(通行には十分ご注意ください)まずは観音寺に到着します。
観音寺は、矢除身替観音で有名なお寺で、役行者修練の地としても知られており、境内には矢除身替観音及び役行者像が祀られています
ここでまずはお参り及び本日の旅の無事を祈ります!
観音菩薩が楠木正成の命を守ったとの伝承が残る観音寺
旅の安全のお祈りを終えた後は、同じ敷地内にある、三輪神社に向かいます。三輪神社までは100段弱の階段を上ります(こののぼりは少しきついです・・・)。
観音寺と三輪神社は同じ敷地内にあります
三輪神社
三輪神社参拝後は、まずは明神山山頂を目指して歩を進めます。観音寺・三輪神社を辞して民家の間を西に進むと、5分程度で明神山の登山道入口に到着します。ここからいよいよ山道です。
トンネルを抜けてすぐ左手に登山道入口があります
登山道に入って最初5分ぐらいは若干急な上りとなりますので、無理せずのんびり登りましょう!
登りきると快適な尾根道に抜け、ほどなくして関屋地蔵に到着します。
行場の一つである関屋地蔵
関屋地蔵を過ぎると、多少アップダウンはありますが時折展望が開ける場所もあったりして快適に歩けます!(眼下には古墳群や、あべのハルカスなども見えます!)
道標なども基本的に整備されているので安心して歩くことができるかと思います。
関屋地蔵から1時間ほどで、明神山山頂に到着です(標高274m)。明神山山頂は非常に綺麗に整備されており、トイレはもちろんのこと、展望台や、食事ができる複数の椅子や机のデッキ(屋根も付いています!)、自動販売機なども置いてあります。展望も非常によく360度見渡すことができ、無料の望遠鏡も整備されています。
ここで、食事の前に28番経塚の1つと言われている水神社を参ります(明神山 普賢菩薩勧発品(みょうじんやま ふげんぼさつかんぼっほん))。
明神山を28番経塚とする説があり、その場所を水神社とする場合がある
参拝及び昼食後、次はもう一説の28番経塚「亀の尾宿 普賢菩薩勧発品(かめのおしゅく ふげんぼさつかんぼっほん)」に向かって出発します。
山頂から舗装された道を15分程度下ると、藤井ルートへの分岐が見えてきますので、こちらを左に曲がります。その後はひたすら下りで、500段(!?)の階段を下っていきます!ひざに負担がかかるので、急がずゆっくり下りましょう!
階段を下りきると、すぐ西蓮寺というお寺が見え、その前を通って国道に出るとすぐ大正橋です。山頂からここまでで約30分程度です。
王寺町と斑鳩町の町境の大正橋
大正橋からさらに30分ほど歩くと、28番経塚及び龍王社に到着です。経塚とされる亀石は川の上にあり、龍王社は亀の瀬地すべり資料室から少し下り大きく左に曲がったところにあります。
龍王社。全ての経塚を訪れ、最後にこの地に至った修験者の中には、感動のあまり涙を流す人もいるそうです
大和川の中に位置する第28番経塚「亀の尾宿」(川の中にある大きな岩が亀石)
28番経塚及び龍王社を参った後は、河内堅上駅まで線路と民家の間の道を20分ほど歩けば、本日の旅は終了です。
駅に着いたときは、ホッとした気持ちと、適度な歩き疲れと、神聖な場所をお参りできた敬虔な気持ちと、様々な気持ちが入り混じり非常に心地よい気分となりました。
ぜひ皆様も、日本遺産に認定された日本最古の修験道「葛城修験」をご訪問ください!
よろしくお願いいたします!