中津川行者堂での採燈大護摩供養について ~中津川行者堂・第7番経塚へのアクセスについても解説します~
本日は、中津川行者堂で例年執り行われる聖護院門跡による採燈大護摩供養(さいとうだいごまくよう)の様子について報告します!(その後、第七番経塚も巡拝してきたのでその様子も)
毎年4月初旬に実施される聖護院門跡による、中津川行者堂での採燈大護摩供養。中津川行者堂は葛城修験においての「中台(ちゅうだい:最も重要とされている行場)」と呼ばれており、役行者の弟子となった2匹の鬼「前鬼・後鬼」のうち前鬼の5人の子孫が代々修験者のために守り続けてきた場所でもあります(なんと実際に今もその方たちが修験者のお世話をしているのです)。
前鬼・後鬼(写真:七宝瀧寺修験会館)
そういった背景もあり、この護摩供養はぜひとも様々な方にご参加いただきたいとても価値のある行事なんです!
また、この行事に関わらずこの辺一帯は、とても素晴らしい雰囲気のある場所なので、まだご訪問されたことのない方は、ぜひとも一度ご訪問ください!
紅葉の時期の中津川行者堂。とても綺麗です!
さて、当日は中津川集落の手前に車を停めさせていただき、そこから30分ほどかけて中津川行者堂まで歩きました(地元の方に集落付近で車を停められる場所を教えてもらいました)
※当日のルートや駐車場所については、下記YAMAPの活動日記をご参照ください
https://yamap.com/activities/16602249
公共交通の場合は、粉河駅が最寄りの駅になります。その場合は、集落まで徒歩30分ぐらい、そこからさらに30分で、合計1時間ぐらい時間がかかります。このルートだと歩く距離は伸びますが、葛城修験の構成文化財でもある粉河寺にも立ち寄れるのでこちらのアクセス方法もお勧めです!
さて、中津川行者堂到着後はまず、護摩供養の見学です。
集落から30分ほど歩くと突如現れる行者堂へ上がる急階段。見逃さないよう注意!
護摩供養の様子
聖護院の皆様と、代々この地を守り続けている前鬼の子孫の皆様
その後、すぐ近くの熊野神社を参拝し、最後に第7番経塚を訪問し、元来た道を戻る形で帰路につきました。
中津川行者堂から少し進むとこの分岐に差し当たります。右が熊野神社、左が7番経塚への道になります
熊野神社
第7番経塚
今回の経塚訪問で、YAMAPと協働して実施しているデジタルスタンプラリー企画の初バッジ獲得しました!
YAMAPを利用して、経塚等を訪問していくことで入手できるデジタルバッジ。全8種類なのでまだまだ道のりは遠いです!
皆様もぜひYAMAPをご利用いただき、葛城修験巡拝企画にご参加いただければ幸いです!
デジタルスタンプラリー企画の詳細についてはこちら↓
https://katsuragisyugen-nihonisan.com/topics/yamap.php
YAMAPでも記事が配信されています!