リレーブログ ~私の街の葛城修験のご紹介(葛城一言主神社)~
皆さんこんにちは!いつも本ブログをご覧いただきありがとうございます。
さて、本日は 「リレーブログ ~私の街の葛城修験のご紹介~」 第4回目!
奈良県御所市にある 「葛城一言主神社(かつらぎひとことぬしじんじゃ)」 についてご紹介します!
【葛城一言主神社について】
大和葛城山の東麓に位置する葛城一言主神社。階段を上ると、大きな拝殿が待ち構えています。葛城一言主神社は、その名の通り「一言の願いを叶える」とされる神社で全国からの参拝者が絶えません。また、地元の人々からは「いちごんさん」という呼び名で親しまれ、古くからの信仰を集めています。
祭神は、幼武尊(ワカタケルミコト)と一言主大神で、平安時代初期の『日本霊異記』では、役行者が一言主大神を呪縛したと記されています。また、役行者が葛城山と吉野にある金峯山に橋を架けようとしたところ、一言主大神が手伝います。しかし、一言主大神の顔が醜かったために夜のみ働いたとされ、夜明け前に姿を隠したといわれています。
神社の鳥居付近には、野菜やお米の直売所があります!
お米については、御所市の一部の地域でしか収穫することができない『吐田米』も販売されています。金剛・葛城山から流れる清水や豊かな土壌によって育まれたものです。ぜひ一度ご賞味ください!
【アクセスについて】
住所:奈良県御所市森脇432
車・・・京奈和自動車道 御所南ICより10分(無料駐車場あり)
コミュニティバス・・・近鉄御所駅からバスで森脇まで行き、更に徒歩5分
※御所市コミュニティーバスについてはこちら
※バス停のある森脇から下記の【おすすめ周辺観光情報】のスポットまで、15分でアクセスすることができます。
【おすすめ周辺観光情報】
①長柄神社(奈良県御所市名柄271)
ここは記紀神話に登場する下照姫命(したてるひめのみこと)が祀られ、別名「姫の宮」とも言われています。
天孫降臨神話の中で天雅彦命(あめのわかひこ)が高天原から出雲国へ国譲りの使者として遣わされますが、高天原に戻らず出雲国で妻にしたのが大国主命の娘の下照姫命。
また、『日本書紀天武天皇9年9月9日条』には「朝嬬(あさづま)に幸す。因りて大山位より以下の馬を長柄杜に看す。乃馬的(うまゆみ)射させたまふ」とあり、天武天皇が長柄神社で流鏑馬(やぶさめ)をご覧になったことが記されています。
室町中期の創建と推定される本殿(一間社春日造・檜皮葺・丹塗り)は奈良県指定有形文化財で、軒裏板に描かれている雲竜の彩画は必見です。
②郵便名柄館Tegami Café(奈良県御所市名柄326-1)(駐車場あり)
電話 0745-60-8386
営業 11:00~16:00(火曜・水曜定休)
明治35年に郵便受取所として始まり、明治38年に開局した「名柄郵便局」。大正2年に建てられた木造平屋建て寄棟屋根の局舎は、地域の人たちの交流の場でもありました。
昭和50年の移転で長らく空き家となっていましたが、「この建物を残せたらいいな」と思っていた地域の人たちが中心となって、局舎設立100年の節目に再生プロジェクトがスタート。約2年かけてリノベーションを行い、平成27年に、郵便の歴史を楽しめる資料館とカフェ併設の「郵便名柄館 Tegami Cafe」として生まれ変わりました。
擬洋風の外観と赤いポストや公衆電話など、当時としてはモダンなものに囲まれた大正ロマン漂うおしゃれな空間です。
ここでは、地域のブランド米である吐田米(はんだまい)や収穫したての野菜、醤油、豆腐などを使った季節を感じる月替わりの「テガミランチ」が人気です。また、旬のフルーツを使ったケーキやパフェなどのスイーツもオススメ。
裏庭は日本初の「郵便庭園」に整備され、昔懐かしい切手たちが飾られています。
葛城の道散策の休憩やランチ、懐かしい郵便資料の見学にぜひお越しください。
以上今回は、葛城一言主神社とその周辺スポットを紹介しました!次回もお楽しみに!