熊野修験での修行体験について
皆様こんにちは!いつも本ブログをご覧いただきありがとうございます。
さて、今回は、ご縁をいただきまして那智山青岸渡寺の修験団体「熊野修験(くまのしゅげん)」の葛城修行に同行させていただくことができましたので、その体験レポートをお送りしようと思います。
9月の夏の暑さも少し和らいだ頃、今回の葛城修行では、奈良県の御所市にある金剛山の登山道の一つである「石寺跡道」から入り、20番経塚、21番経塚、転法輪寺等を経て、帰りは千早本道にて金剛登山口まで下っていくルートで巡拝修行を行いました。
※今回歩いたコースはこちらを参照ください
登山道に入ってからほどなくして、高宮廃寺跡に。少し寄り道するだけで寄れる、非常に雰囲気のあるお勧めのスポットです
高宮廃寺跡から20~30分で20番経塚に到着。自然石の巨石に圧倒されます。
伏見峠を経て21番経塚へ。近くには役行者が葛城修験特有の仏尊『法起菩薩(ほうきぼさつ)』を感得した(感じ、見い出した)湧出岳もあります。
21番経塚からほどなくして葛木神社に。色のコントラストが美しい神社です
転法輪寺。葛城修験最高峰に位置するお寺で、近畿の修験道七高山の一つに数えられ、全国の山伏達の修行場として栄えた古刹です。
山頂からは千早本道を通って下山。道中には至る所でお地蔵様が祀られており、金剛山が信仰の山であることが分かります。
千早神社。山奥にこのような立派な社があることに驚かされます。非常に美しいです。
最後、下りは、一気に500mほど、ひたすら階段を下り続ける道ですので、膝及び下半身に注意が必要です!私も下山後3日間はふくらはぎの筋肉痛が続きました・・・。
皆様ぜひ葛城修験の地を訪問ください!
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