構成文化財-寺社仏閣

なるたきさんえんみょうじ(なるたきふどうそん) 鳴滝山圓明寺(鳴滝不動尊)

大阪と和歌山の府県境、札立山の麓に建つ臨済宗妙心寺派の寺院。寺伝によれば、役行者が法華経第三巻譬喩品を埋めたとされる葛城二十八宿の行場としてはじまり、13世紀頃に七堂伽藍が再建されたとされる。秀吉の紀州征伐で伽藍は失われ、逼塞したが、元禄年間に、紀州徳川家より鳴瀧不動尊を含む1町四方の土地を拝領し、臨済宗興国寺派となり不動堂、弁天堂、金毘羅堂といった堂宇を整え、明治維新を迎え、臨済宗妙心寺派となる。不動瀧の前には護摩堂もあり、毎月28日に修行される鳴瀧不動尊の祭礼には、和歌山県内外から沢山の参詣者があり、現在も修験者による『護摩供養』や住職による『味噌封じ』が行われている。

問合せ先

寺務所 073-461-3085

所在地

和歌山県和歌山市園部2(不動堂は和歌山県和歌山市園部1637)

アクセス

阪和自動車道和歌山北ICから車で約10分

料金

添え護摩(一座)200円、御守り(一体)1,000円ほか

営業時間

参拝自由(毎月28日には7:00~15:00に鳴滝不動明王月例祭あり)

定休日

不定休

駐車場

10台