構成文化財-寺社仏閣

こうたきじ すみやきふどうそん 光瀧寺 炭焼不動尊

天慶6年(943)不動明王が炭売りの老爺に化現し、時の住持・常操大僧都に白炭の製法を授けたとの伝承が光瀧寺に残されており、境内の炭焼不動堂には炭焼不動尊が祀られている。白炭は、かつて滝畑の特産品で「光滝炭」と呼ばれ、特に茶の湯で珍重された。炭焼きを生業としていた滝畑の人々は、炭焼不動尊を守護仏として祀り、炭や炭焼き道具を奉納し篤く信仰してきた。葛城修験ゆかりの光瀧寺は、地域の生業とも深い結びつきをもち、修行者や地元の人々の信仰が重なる霊地である。

所在地

大阪府河内長野市滝畑1147

アクセス

阪和自動車道岸和田和泉ICから車で約30分