しごうせんりょうおどり 四郷千両踊り
「中橋家日次記」に寛延三年(1750)の奉納に係る記録があり、登場役「棒振り」の口上で、棒振りは葛城山で修行する山伏に仕えて世話をする役割を持った鬼であると名乗っている。また、同じく登場役「シンポチ」の口上で、葛城修験者が頭巾(ときん)をつけた山伏姿で現れて四郷地区の豊穣や繁昌を祈願して踊ると述べている。千両踊りは修験者の伝えた風流芸能であることを語っている口上であり、ストーリーにあるように、まさに葛城修験が里人とともに守り伝えられてきたことを示すものである。
問合せ先 | かつらぎ町観光協会 0736-22-0300 |
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所在地 | 和歌山県伊都郡かつらぎ町広口 |
アクセス | JR笠田駅下車後かつらぎ町デマンド型乗合タクシーに乗り換え、 |
料金 | 観覧自由 |
営業時間 | 観覧自由(毎年10月18日に近い日曜日) |
駐車場 | なし |