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かつての日根荘園領主・九条政基が文亀元年(1501)から永正元年(1504)の滞在時に記した日記。領主自らが荘園の経営や人々の様子など、当時の生活の様子が具体的に残された記録は、戦国時代の荘園の状況を知ることができる稀有な史料とされる。1958年の泉佐野市史の資料調査時に初めてその存在が紹介され、中世の歴史資料として大きな注目を集めた。日根荘園遺跡には、日記に登場する地名や建物が現在も残っており、中世荘園の生活を伝えている。