周遊マップ＆モデルコース

葛城修験第23経塚とされている地は3カ所あり、1つは、ここ御所市櫛羅の地蔵寺跡のある五輪塔とされている。

【アクセス】
コミュニティバス利用：近鉄御所駅8:00発/老人福祉センター8:16着（R7年9月現在）
徒歩：近鉄御所駅より約40分
車：近鉄御所駅周辺駐車場のコインパーキングが便利

コミュニティバス「老人福祉センター」バス停から、旧道の坂道を下った所に道をふさぐように立つ。櫛羅は中世に葛城山からの土砂崩れが度々発生したため、住民の強い信仰心から人の背丈ほどもある大きな石に、6体の地蔵を刻んだものと考えられている。

田園の並木の参道を行くと、山麓の高台にこの神社がある。立派な社殿で、イチョウの老大木が茂り古の大社たる風格がある神社だ。記紀神話に登場し、雄略天皇が葛城山で狩りの最中に現れたとされる一言主大神を祀る。「古事記」によれば、一言の願いであれば何ごとでも叶える神力を持つとされ、地元では「いちごんさん」と呼ばれ親しまれている。

昭和6年創業、奈良県産大豆を主原料として杉の大桶の中で発酵熟成する天然醸造の手法を守っている。
食品添加物は使わない無添加無調整の醤油。

築100年余の元郵便局舎をリノベーションした資料館＆カフェ。外観のさくら色は建築当時のものを再現。いろんな想いをつないできた場所に、建物から出てきた古い絵はがきや小物類、郵便物を運んでいた人車やポストがある。地元の食材をメインにした料理を提供してくれるこの場所で、ちょっとひと息。ランチは予約していくのが良い。

近世に宿場町として栄えた名柄集落に残る、名柄で最も代表的な建物。代官所として使われた建物は、御所市に現存する民家としては最も古い。入口前には手押し消火ポンプが吊り下がっている。国指定重要文化財

※建物内部は見学不可

1905年創業、約120年続く老舗豆腐店。金剛葛城の山々に抱かれた、契約栽培の国産大豆と天然にがりで作る昔ながらの手作り豆腐。大豆本来の味と香りが広がる、口どけ滑らかな豆腐が人気。