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丹生都比売神社における世界遺産登録20周年奉祝 世界平和祈願 柴燈大護摩供厳修について

2024年10月23日 16:54

柴燈大護摩供とは、不動明王の智火(智慧の炎)によって煩悩を焼き尽くし、天下国家の安泰と五穀豊穣を祈るものです。
屋外の祭場で執り行う大掛かりな護摩祈祷であり、修験道と真言密教における最大の奥義とされ、その智火にて護摩木を焚く者は、所願が成就すると伝わります。
紀の川の対岸の葛城山系には葛城修験、紀の川上流の吉野には大峯修験、そして高野山には高野修験。
丹生都比売神社は、これら修験の霊場として、明治の神仏分離令まで、柴燈大護摩供をはじめ様々な修験の神事が執り行われていました。
令和2年に葛城修験が日本遺産へ登録されると、当社での柴燈大護摩供再興の機運が高まります。
令和3年、葛城修験の日本遺産登録1周年奉祝として、京都聖護院門跡により150年ぶりとなる柴燈大護摩供が執り行われ、令和4年は吉野大峯修験大峯山寺が、令和5年は弘法大師御生誕1250年奉祝として真言宗系の九州修験の会が、それぞれ執り行いました。

本年は「高野火まつり実行委員会」(高野修験)により厳修されます。
皆様ぜひご参加ください

開催日

令和6年12月8日(日) 午前11時執行(雨天決行)

場所

丹生都比売神社(和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野230)

問合せ

社務所:0736-26-0102(毎日午前8時45分から午後4時30分)

Webサイト https://niutsuhime.or.jp/information/20th-anniv-saitouoogomaku/