和歌山市加太での採燈大護摩供(さいとうだいごまく)について
2024年4月 8日
投稿者: 葛城修験日本遺産活用推進協議会事務局
皆様こんにちは!いつも本ブログをご覧いただきありがとうございます。
さて、本日は去る4月6日に執り行われた、和歌山市加太での採燈大護摩供についてのレポートです。
毎年4月初旬の土曜日に、京都の聖護院門跡により厳修されるこの護摩供は日本遺産葛城修験の構成文化財にも登録されており、全国でも珍しい、海を背景に行われる護摩供としても有名です。
当日は、護摩木の販売があるので、添護摩をしてもらえます!(1本300円)
数十名の山伏が列をなします
修験の作法は、素人には分からないことが多いですが、加太の護摩ではマイクを用いて一つ一つその意味や内容について、都度解説をしてくれるので非常に分かりやすいです!
山伏問答
法弓の作法
宝剣の作法
法斧の作法
作法が全て終わるといよいよ火がともります
集団でお経が唱えられる中、海を背景に大きく火が昇り、モクモクと煙が上がる様子は非常に見ごたえがあります。
まだ訪問されたことがない方はぜひ来年は現地にお越しいただき、その迫力や神聖さなどをご体感いただければと思います。
なお、翌日行われた中津川行者堂での護摩供の様子については、下記ご参照ください。
中津川行者堂での採燈大護摩供養について ~中津川行者堂・第7番経塚へのアクセスについても解説します~
次回もお楽しみに!
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